「整体院優合~ゆうごう~」で痛み・しびれ・不調を根本改善

後ろから見た時に、背骨がC字状やS字状になっているのが側弯症です。
この側弯症は成長期の子供に多く見られ、男の子よりも女の子の割合が大きいです。
また、成人や高齢者になってから側弯症になる方もいらっしゃいます。

今回はそのように広い年代で罹患される側弯症に関してです。

 

側弯症とは?

側弯症は背骨がC字状やS字状に変形する疾患です。
健康診断でのレントゲン撮影で指摘されたり、
家族や友人に後ろ姿を指摘され、
病院にいくことにより側弯症であるとわかることが多いようです。

この側弯症ですが、
大きく分けていくつかのタイプに分かれます。

側弯症のタイプ
✅ 左凸のC字状側弯
✅ 右凸のC字状側弯
✅ 腰部が左凸で胸部が右凸のS字状側弯
✅ 腰部が右凸で胸部が左凸のS字状側弯
の4つに分かれます。
その中でも多いのが、腰部左凸胸部右凸の側弯です。

それぞれに共通しているのは、
側弯により身体のバランスが崩れる状態になり、
その為に身体のどこかに負荷が多くかかることとなるので、
結果として痛みなどが出てくるということです。

 

側弯症はなぜおきるの?

側弯症になる原因により、いくつかに分類されます。

  • 特発性側弯症
  • 先天性側弯症
  • 神経・筋原性側弯症
  • 変性側弯症

などに分類されます。

特発性側弯症

特発性側弯症が、側弯症の中で一番多い側弯症です。
原因が不明で、遺伝的要因が関係している可能性が指摘されています。

特に思春期の女性に多く見られます。
早い人で小学生低学年頃から背骨が変形し始め、
身体が大きくなるにつれて変形が強くなることが多いです。

先天性側弯症

胎児の発育過程で背骨の形成異常が起こることで発症する側弯症です。
具体的には背骨の一部が欠損していたり、異常な癒合している場合があります。
特定の遺伝子変異が関係している可能性があるとの研究結果もあります。
肋骨や胸郭の変形を伴うこともあり、
その場合は呼吸機能に影響を及ぼすこともあります。

神経・筋原性側弯症

神経や筋肉が原因で、脳性麻痺や筋ジストロフィーなどの疾患が関係しています。
これらの疾患の影響で筋力の低下や神経異常がにより、
背骨が変形しやすくなる結果として側弯が出てきます。

変性側弯症

中高年の方に多く見られる側弯症です。
加齢による椎間板の変性や弾力性の低下により背骨のバランスが崩れたり、
背骨同士の関節である椎間関節の変形等により背骨のバランスが崩れる、
といったことで側弯が起こっていくことがあります。
また、筋力の低下により背骨を支える力が弱くなるので、
その結果として側弯になることもあります。
骨粗鬆症による背骨の骨折等により起こる側弯も変性側弯症と言えます。

 

側弯症に対して

神経・筋原性側弯症や先天性側弯症に関しては、
側弯の状態(曲がりの強弱)に応じ、
体幹に着用する装具や手術が行われていきます。

特発性側弯症や変性側弯症に対しても、
曲がりが強いと装具の着用や手術が行われていきますが、
曲がりが弱い段階では経過観察となることが多いです。
ですが、この経過観察の段階で積極的な介入を行うことで
曲がりの進行を止めることが可能です。

経過観察の状態でも身体のバランスが崩れていますので、
身体の一部に過剰な負荷がかかることとなり、
その部分に痛みなどの症状が出ることもありますので、
その段階に進む前に対応することも大事です。

 

側弯症の予防法

側弯症の予防法としては、

正しい姿勢を心がける
長時間の悪い姿勢を避け、背筋を伸ばす習慣をつける。

ヒールや底の厚い靴を控える
バランスの悪い靴は姿勢の歪みを助長する可能性があります。

片側重心の癖を治す
座っている時や立っている時に片側だけに重心をかける癖をなくし、
均等な姿勢を意識する。

デスクワーク中に休憩を挟む
長時間座りっぱなしにならず、適度に体を動かす。

適度な運動を取り入れる
背筋や体幹を鍛えることで、姿勢の維持に役立ちます。

これらが予防法としてあげられます。

また側弯の状態によって何を意識する必要があるのか?
背筋や体幹をどのように鍛えていけばいいか?
わからないことも多いと思います。
当院ではお一人おひとりのお身体を検査し、
その検査結果に合わせた施術とセルフケアをお伝えしております。

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