本格的にスポーツに取り組んでいる子供たちほど、
運動時や場合によっては歩行時にさえも、
膝のお皿の下に痛みが出てくる「オスグット病」に悩んでいることが多いです。
このオスグット病になると、
「痛みが出なくなるまで運動は中止してください。」
「成長痛だから成長が止まるまでは痛みが続きます。うまく付き合ってください。」
などど言われることが多いです。
せっかくレギュラーになったのにスポーツを中止しなくてはならない、、、
これを避ける方法はないのでしょうか?
今回はオスグット病についての内容です。
オスグット病の原因は?
オスグット病は一般的には、
成長期における骨と筋肉のバランスが崩れると同時に、
スポーツによる膝への負荷により痛みが出てくると言われています。
この骨と筋肉のバランスとは何か?
身長が伸びるということは骨が伸びるということです。
この骨の伸びるペースと筋肉が成長するペースが一緒ならバランスが取れていますが、
このペースがズレてしまうことが、
骨と筋肉のバランスが崩れるということです。
成長期には一年間で8~10cmも身長が伸びることもありますが、
その骨の成長速度に筋肉の成長速度が追い付かない、、、。
その結果として筋肉が骨に付着している部分が引っ張られて負荷がかかる。
(オスグット症の場合は、膝下の部分に太ももの筋肉が骨に付着している部分があり、
そこに上記の負荷以外にスポーツによる負荷がさらにかかる。
その結果さらに引っ張られてしまい痛みが出てくる、、、。)
これが痛みの原因と言われています。
ですので、成長期が終わると痛みがなくなることがほとんどです。
(無理をしすぎると成長期が終わっても痛みが続くこともあります。)
オスグット病の症状
- 膝を曲げると痛みが出る
- スポーツをする時や後に痛みが出る
- 膝になにか軽く当たるだけでも強い痛みが出る
- 脛骨粗面(膝の下)が突出して、触るだけでも痛みが出る
などが症状として挙げられます。
本格的にスポーツに取り組んでいる子供などは、
階段の上下でも痛みが出てきたり、
歩いているだけでも痛みが出てくる、、、。
などの状態にまでなることもあります。
オスグット病の予防法
オスグット病になった時の対策として、また予防法として、
✅ 大腿四頭筋のストレッチ
✅ 膝へのアイシング
✅ 膝用サポーター・テーピングの使用
✅ 運動量の軽減や中止
これらのこと行うことが良くなるために必要だと言われています。
ですが、これらを実施しても痛みが改善しない時もあります。
そのような場合には、
スポーツによる膝にかかる負荷を減らすために、
痛みがなくなるまでスポーツの中断を言われることもあります。
オスグット症でスポーツを休まない為には。
オスグット症によりスポーツを休まないといけない、、、。
これは本格的にスポーツに励んでいる子供ほど避けたいことです。
ですが病院で進められたストレッチを行っても痛みは改善しないと、
ドクターにスポーツの中止を勧められる。
では、それを避けるためにはどうすればいいのか?
今までオスグット症に悩む人をみていてわかったこと。
それは、下肢のバランスを改善するとオスグット症の症状が改善する!
です。
オスグット症の症状に悩む人の多くが下肢のバランスが崩れています!
そのバランスの崩れによる負荷が膝下に過剰にかかる結果として、
痛みが出てきたり腫れが出てきたりしているのです。
このバランスが崩れた状態でいくらストレッチを行っても
膝にかかる負荷が一時的に軽減するがそのうちに元の状態に戻る、、、。
この繰り返しでは痛みが長期間続く結果となります。
当院では、筋肉の硬さや動きの検査だけでなく、
バランスの検査を行い、同時にバランス改善の施術を行います。
またセルフケアをお伝えしますので、
この施術とセルフケアの結果としてオスグット症の症状が改善していきます。
なかなかオスグット症の症状が改善しない、、、。
スポーツを継続しながら症状を改善していきたい、、、。
などでお悩みでしたら、ぜひ当院のご連絡ください。