「ヘルニア」という言葉を聞いたことがあります。
このヘルニアにはいくつかの種類があります。
- 椎間板ヘルニア
- 鼠径ヘルニア
- 臍ヘルニア
などがありますが、一番よく聞くのが椎間板ヘルニアだと思います。
この椎間板ヘルニアも、大きく2つのヘルニアに別れます。
・腰椎ヘルニア(腰の骨間に起こるヘルニア)
・頸椎ヘルニア(首の骨間に起こるヘルニア)
です。
椎間板ヘルニアの症状
椎間板ヘルニアの主な症状は、
- 腰痛または背中の痛み
- 上肢や下肢の痛み
- 痺れや感覚異常
- 筋力の低下
- 排尿や排便の障害
などが代表的なものです。
①腰痛や背中の痛み
・椎間板ヘルニアは、腰や背中に鈍い痛みや鋭い痛みを引き起こすことがあります。
・痛みの強さは、ヘルニアの進行具合や神経のあっぱじゅの程度によって変わってきます。
②上肢・下肢の痛み
・頸椎(首の部分)でヘルニアが起きた場合は、首に痛みなどが出てくるだけでなく、
腕や手にそれらの症状が出てきたり、顔を左右に倒した時に出てくることもあります。
・腰椎(腰の部分)でヘルニアが起きた場合は、お尻や太もも・ふくらはぎに痛みなどが
出てくることがあります。
③しびれや感覚異常
・神経の圧迫により、腕や脚がしびれたり、感覚が鈍くなるといった感覚異常が起きる
ことがあります。
・冷たいものが当たっているわけではないのに、腕や脚に冷たい感じが出てきたり、
灼熱感と言って熱い感じが出てきたりするのも感覚異常の一つです。
④筋力の低下
・神経の圧迫によって神経伝達が上手くいかないために、筋肉の力が弱くなり、
物を持ち上げるのが難しくなったり、歩きにくくなることがあります。
⑤排尿や排便の障害
・非常にまれなケースですが、神経圧迫により排便や排尿がコントロールできなくなる状態
になることがあります。具体的には、排尿している時に無意識に排便している、、、。
トイレではない所にいるのに、気が付いたら排尿・排便をしている。
などです。
症状の強さや出方は個人差があり、軽症の場合には症状がほとんどないこともあります。
一方で、進行したり悪化する場合には、生活の質に大きな影響を及ぼすことがあります。
特に排尿・排便障害が起きている状態は、生活の質への影響が大きいだけでなく、
手術の緊急性が高い状態と言えます。